1日1万歩よりも・・。

フットマッサージ

1日1万歩を歩く時間は?

1日1万歩を歩くには、時間にして1時間半から2時間くらいかかります。

人によって歩く速度が違うので1万歩を達成するのに要する時間も様々です。

コロナ禍では、ステイホームやテレワークなどが推奨されてあまり外出して歩く機会が

大幅に減少しました。

そのような環境の中では、なかなか1日1万歩の達成は難しくなっています。

時間はあるけど・・、

また外出の際にはマスク着用などが一般的になってきているので、普段から歩いている人でも

歩くことを控えめにしている人もいるようです。

1日1万歩と言われる所以

この「1日1万歩」という健康指針が広まったのは頃の日本は高度成長期、「24時間働けますか?」

というキャッチフレーズで健康飲料が爆発的に売れていた時代です。

働きすぎで運動不足になりなかなか体力が回復しない、そんな時代だったのですね。

また、飽食の時代と言われるように食べ物には不自由はなく、よく食べてよく働く、

一見すると健康的なイメージですが、メタボリックシンドロームいわゆるメタボの人が

増えるという時代です。

メタボになるとそれは生活習慣病を誘発する可能性が大きくなります。

そこで考えられた健康指針が「1日1万歩」だったのです。

生活習慣病になった成人男性のカロリーを計算すると一般的な平均カロリーと比較して

300キロカロリーが余分なカロリーです。

この余分な300キロカロリーが増えているなら消費しようということで、

歩くことで300キロカロリーを消費するには、「1日1万歩」。

「1日1万歩」を歩くには時間にして1時間半から2時間くらいかかります。

働きすぎて運動不足の人がこの歩く時間を作り出すにはやや難しいのかなと感じます。

生活習慣病対策ということでは1日1万歩という健康指針は、その時代の健康に対する

意識を高めることの効果に繋がったのかなと思います。

歩く量と歩く質のバランスが重要

「1日1万歩」という健康指針は、歩く量に目を向けられていますが、

重要度が高まっているのは、歩く量と歩く質のバランス です。

年齢とともに歩く量がどんどん少なくなっていきます。

歩く量はある程度必要なのですが、歩く質つまり歩く強度がカギになってきます。

歩く強度とは、

普通の速度で歩くのと、速歩きとでは足にかかる強度が違います。

速歩きをした方が歩幅も少し大きくなり、蹴り出す力も強くなります。

毎日速歩きをして歩く強度を高めるように生活習慣にとり入れるようにするには

生活の流れに工夫が必要です。

同じ距離を歩く場合でも、いかに時間を短くすることです。

今まで30分かかっていた歩く距離を5分短くするには、歩く速度を上げるように

します。

駅までの道のりや買い物するお店までの道のり、普通の速度で歩くと時間にしてどれくらい?かかっていますか?
同じ時間内で普通の歩く速度と速歩きとでは距離にしてどれくらいの違いがあるの?

いきなり急に速度を上げて歩こうとすると、無理が生じてしまい逆に足腰を痛めることに

なりかねませんので、段階を踏んで徐々に歩く速度を上げてみてはいかがでしょうか?

「1日1万歩」を毎日達成するのは難しくても、速歩きする時間を徐々に増やしていくことは

意識していれば達成可能です。

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